もう沢山の時間が経ちましたが、その当時
いわゆる施主様好みの家をコーデイネートする事が多くこの案件もその一つ
施主様の奥様が、自由が丘のお店の外観が気に入られその通りを希望されました。
何度も店に行って試行錯誤で提案しました。
その当時、今の様に簡単にネットで建材が手に入らない時代でしたから色んな方法を
試してみては、中々気に入らず眠れない夜が続きました。(オーバーかな・・)
なるだけ忠実にと壁のステンシルも脚立に乗ってグラグラしながら描きました。
玄関ドアや窓関係は、米国船便。
この螺旋階段は。日本製。
玄関収納は、特注家具。
シンボルツリーにしたアカシア(常緑樹)も
見せてます。
二階は、一部吹き抜けの大空間。
今考えるといくらご希望と言えこの広い
空間は、果たして必要だったのか・・・
お風呂は、ジエットバスで確かドイツ製
アカシアは、ライトアップして入浴
しながら鑑賞してくださいと・・
ご主人のご希望で洗面台は、ペデスタルタイプ。
壁面のタイルにこだわり何度もINAXやTOTOのショールームに通いました。
築年数は、経っていてもそんなに古く見えないのは、私だけかしら・・
結局、間取りまで全部関わりましたが、今の私だったら同じように施主様のご希望通りを提案するのかな~ ?
インテリアコーディネーターは、宮廷画家みたいな要素もあるのかしら・・
ただ引き渡しの時の施主様の笑顔は、今も覚えてます。